フォトリーディングの5STEP

フォトリーディングの5つのSTEPについて紹介しましょう。
-[STEP1]準備
-[STEP2]予習
-[STEP3]フォトリーディング
-[STEP4]復習
-[STEP5]活性化
-[STEP1]準備
あなたがその本を手に取った目的はなんでしょう?
1,000円で買った本にも、図書館で借りた本にも、
あなたのなかに、その本から○○な情報が欲しいという想いがあると思います。
まずは、その想いを明確にします。
その本を読んだ先にあなたが欲しいもの、創りたい世界なんかもあるかもしれませんね。
つまり、
その本を読む目的を決める作業をするのです。
所要時間、なんとっ!たったの1分です。
この作業が、個別指導の○○のCMでも言っている
あなたの本を読む「やる気スイッチ」になるのかも。
まず、あなたが手にした本を読む目的を明確にしましょう。
そして、本を読むことは、あなたの大切な時間を使うこと、
それはあなたの人生そのものでもあります。
この本をあなたの人生のどのくらいの時間をかけて読みたいか…それも考えてみてください。
-[STEP2]予習
本の全体像を見渡します。
これも所要時間は、1~3分くらいです。
本の表紙、目次、まえがき、著者のプロフィールなどを読み、
この本は、どんな本だろう?
どんなことが書いてあるんだろう?
著者ってどんな人だろ?
と本の全体像を把握します。
特に目次は重要です。
著者が、本を通じて伝えたい事がまとまっている場所です。
そして、本の構造も感じ取ることができるのではないでしょうか?
そして、ここで1つ考えてください。
あなたの目的を見返し、
この本は読む価値があるでしょうか?
-[STEP3]フォトリーディング
フォトリーディングの正式名称は、
実は、フォトリーディングホールマインドシステムといいます。
そして、3つ目のSTEPがフォトリーディングなんです。
では、フォトリーディングとは…。
準備で行う、ミカン集中法で、リラックスした状態を作り
1ページ1秒というペースでページをめくっていきます。
リズム良くページをめくることがポイントです。
早いと思うかもしれません。
この時は、文字をしっかり読むのではなく
目をフォトフォーカス状態にし、ページをめくっていきます。
フォトフォーカスは、講座でしっかりお伝えしますが、
本の四隅を見るようなぼーっとしか見えない状態でめくれば大丈夫です。
自分自身が読んだ感覚がなくても、あなたの目から入った情報は、
脳の潜在意識には送り込まれているのです。
信じてやってみましょう。
-[STEP4]復習
STEP3であなたの脳に情報を取り入れたので、
それを取り出すための作業の一歩です。
本の中からあなたの目に飛び込んできたキーワードを拾っていきます。
広い方は、20ページ毎(ざっくりでOK)にページをめくり
目に飛び込んできたキーワードを拾っていきます。
ノートなどに書きこむといいでしょう。
10~20個キーワードを拾うといいですね。
この時に、このワードは、自分の目的に関係ないとか思わず、
目についたワードを拾うことがポイントです。
そして、拾ったワードを元に
もし、ここに著者がいたら…という視点で質問をつくります。
ちょっとだけ考えてもらいたいんです。
STEP3の作業まで終わり、ふっと著者があなたの目の前に現れたら、
あなたは、そのまま本を読むことを続けますか?
きっと、質問をすると思うんです。
STEP1の目的を達成するための質問を…。
-[STEP5]活性化
復習で質問が作られたということは、
活性化は答え探しの工程になります。
質問があると、答えを知りたくなるでしょ。
しかし、フォトリーディングホールマインドシステムでは、
すぐに答え探しをしません。
一度、本から離れ、休息を取ります。
私たちは、これを生産的休息と呼んでいます。
ちょっとコーヒー休憩をとったり、
一晩眠ってもいいでしょう。
さぁ答え探しです!
答え探しの手法は、
「スーパーリーディング」
「ディッピング」
「スキタリング」
「高速リーディング」
とあります。これらの手法は講座で詳しくご説明しますね。
まだ、フォトリーディングを学んでないあなたは、
目次から、答えがありそうな章を読むなどして、
答え探しをしてみてください。
全部読むのではなく、答えが見つかったら、
また、目次に戻り、次の質問の答えがありそうなところを読む
という作業を繰り返します。
答えが見つかったとき、活性化にかかった時間を確認してみてください。
きっと、今までの読書より、かなりのスピードであなたの目的が達成されているはずです。
もう一度言います。
質問があると答えを探したくなるでしょ…
脳は空白を嫌うと言われています。
子供の頃に新しい遊びや宝探し、かくれんぼにワクワクしたように、
この答えが見つかったらうれしいなぁ~とワクワクした気持ちで、
本をめくってみてください。
今までの読書と違う世界を感じられると思います。